当日の天気は晴れ時々曇り、一般参加者30名、ボランティア5名で観察会を開催しました。カブトムシ幼虫の採集場所の広さと参加者数を考え、2グループ(前半G、後半G)に分けて行いました。
まず会議室で、今日の観察会の予定、自然観察するときの注意を説明し、配布した資料を使って、カブトムシの生態やオスとメスの見分け方を説明しました。その後、前半Gは、採集場所に向かい、後半Gは引き続き資料を使って、カブトムシの国内分布や昆虫の変態について説明(前半Gは、レストハウス帰着後に説明)をした後、採集場所に向かいました。
カブトムシの幼虫は、フカフカの落ち葉で覆われたさらにその下の土の中にいます。子供たちは、落ち葉をかき分け、小型のスコップでそろりと土を掘り、探しました。最初はなかなか幼虫を見つけ出せなかった子供たちも、次第に要領を得たのか次々と見つけ出していました。そして、採集した幼虫のお尻の方にあるⅤの字を頼りに、オス・メスを見分けた後、採集したカブトムシの幼虫を大切にレストハウスまで持ち帰りました。
その後、会議室で質疑応答を行い、最後にアンケートを記入していただき、観察会を終了しました。 T.N.












